CLIMB WOODS理事長挨拶 「人が出逢えば誰かが救われる」
きっかけは代表を務めるメンバーがスポーツ界の従事者である事から常日頃、部活などを含めた地域スポーツの置かれている現状について憂い、何か力になれないかを模索し始めたことでした。
部活やクラブでの指導における問題、
地域総合型クラブの行き詰まりや、トップアスリートのセカンドキャリア問題など、
数々の問題を抱えている地域スポーツ界の現状をどうにかできないかと考えている中で、
設立に向けて更に気持ちを固めるきっかけとなる出来事が起きました。
私たちの住む地域で全く想像もしていなかった、幼児虐待を疑われるような出来事が目の前で起きたのです。
事件にはならなかったものの、いまでもそのお子さんが心配で仕方ありませんし、自分たちの住む地域でそのような出来事がある事にショックを受けました。
またそこに機を同じくして、2011年の震災による買い占め、緊急時の高齢者問題など地域コミュニティの希薄さを改めて実感する出来事が重なりました。
もっと地域に繋がりがあり、人の顔がわかる地域ならば上記のような事も起らないのではないか?
可能性は低くとも、あのお母さんがもし何かしらのスポーツが大好きで地域に気軽に通える場所があればもしかしたら・・。
そんな事を想像する度に地域におけるコミュニティの大切さを痛感し、人と人が出会う事は様々な地域・社会問題の解決の第一歩なのだろうと確信を持つようになりました。
そしてきっかけはスポーツだけではなく、文化的活動もスポーツもまとめて「趣味」という大きい意味での「コミュニケーションツール」として捉え、それを活用することで人が出会う場所が増える。そしてそれを続ける事でより良い町づくりや子供達の育成等に繋がり間接的にでも「誰かが救われるかもしれない」ならばその活動をしたい、それが設立に向けて活動を始めたきっかけです。
しかしただ人が出逢えば良いだけはなく、一つ一つの活動の質や継続性もしっかり担保し、現在と未来でスポーツ、文化的活動に関わる人達も一緒に救われるような活動になるように、地域との在り方を見直し、様々な社会問題を解決していける新しい地域クラブの在り方の一つとして提案していけたらと考えています。
NPO法人CLIMB WOODS 理事長 広田 知孝
流通経済大学卒
2004年世田谷区駒沢にてバスケットボールショップ「Ryzm」をオープン。
2007年よりNPO法人ピボットフットにてバスケットボール教室のコーチとして活動。
現在もコーチ業を勤めながら責任者として大田区にて7教室を運営。
起業時より地域との関わりを大切にし、地元イベントに協力。
2014年より深沢中央商店会の副会長に任命される。
様々な人と地域の接点を活かして2013年より地域クラブ「クライムウッズ」を立ち上げる。
2014年法人格を取得、NPO法人CLIMB WOODS理事長に就任。
副理事長
NPO法人CLIMB WOODS 副理事長 望月 秀泰
1983年4月15日生まれ
Los Angeles Pierce College卒業。
帰国後務めた(株)リクルートHRマーケティングを退社後、「世界でバスケ」という活動を開始。
半年をかけてバスケットボールを持って世界一周し世界中の人とプレーする。
2010年からバスケットボールのコーチとして、様々なジャンル、カテゴリーを受け持つ。
また自身の経験から若年層からの英語や留学の必要性を感じ、子どもたちが積極的に世界に出ていける環境づくりも活発に行う。
ブログ http://hideyasu-mochizuki.jimdo.com/